障害者条例で電話しました | 自閉症児のいる暮らし

障害者条例で電話しました

障害者側から言うのもなんなんですが、この条例
かなり問題ありますよね。


県の障害福祉課に電話して30分押し問答しまし
たが、「罰則がないんだから問題ない」でおしと
うされました。


そういう問題かどうかは、一般人の良識で判断す
るしかありません。


私はこの手の条例は反対です。


人権とは予算の事です。


それは、県の障害福祉課の方も認めています。






▽▽▽▽▽▽▽▽▽引用開始▽▽▽▽▽▽▽▽▽


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
=20060225-00000251-mailo-l12

千葉ニュース - 2月25日(土)17時2分

障害者条例:自民県議アンケ、
現案賛成は1人 
依然、継続審議の可能性 /千葉



 県の「障害者条例案」について、自民党
県連が全66県議にアンケートをしたとこ
ろ、中間集計で現案賛成は1人だけだった
ことが24日、分かった。堂本暁子知事は
23日の定例会見で、案文を変えないまま
2月議会成立を目指す考えを示したが、最
大会派の自民党で賛成意見が少ない以上、
継続審議となる可能性は依然として残って
いる。

 アンケートは24日が締め切りで、条例
案に賛成か反対かを問うたところ、同日午
後1時現在で回答したのは26人。内訳
(複数回答はそれぞれ0・5人分で換算)
は、賛成1人▽修正があれば賛成8・5人
▽反対10人▽継続審議5・5人▽その他
1人——だった。同日の拡大政調会では党
としての対応の結論は出ず、28日の議員
総会などでさらに話し合う。

 また、堂本知事は「(修正意見は)付帯
決議に入れるのがよろしいかと思う」とし
ているが、斎藤万祐政調会長は「ありえな
い手法」と否定的な見解を述べた。
【森禎行】

2月25日朝刊
(毎日新聞) - 2月25日17時2分更新


△△△△△△△△△引用終了△△△△△△△△△





毎日新聞の千葉版からです。





▽▽▽▽▽▽▽▽▽引用開始▽▽▽▽▽▽▽▽▽


http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou
/chiba/news/20060214ddlk12010346000c.
html

「障害のある県民は暮らしにくさを表現し、周囲
に伝えるよう努める」
条例案には障害者に差別の実態を明らかにするよ
う努力を課した一文がある。条例が、障害者に
「特権」を与えるものだと県民が誤解すれば、障
害者と健常者にかえって距離ができてしまう。

条例案は、障害者側にも「一歩踏み出す力」を求
めた点に特徴がある。
90年代前半の冬。県庁の教育委員会前で、脳性
まひの男性を先頭に、母親らが座り込みを続けた。
定員割れの高校を受験しても入学できない。「普
通高校に入学できるよう道を開いてほしい」との
要請行動だった。県教委は「養護学校がある」な
どの理由から話し合いの場を持とうとせず、障害
者らは泣きながら県職員を追いかけた。条例案は、
こうした不毛の対立を避けるため、第三者を含む
話し合い解決の原則が盛り込まれた。

「千葉『障害児・者』の高校進学を実現させる会」
世話人で、今回の研究会メンバーの山田晴子さん
は「互いにつらい思いをした。条例があればあん
なことしなくて済んだだろう」と話している。

佐倉市の横山典子さんは統合失調症で、睡眠時間
が1日10時間必要だ。福祉の専門学校入学を望
んだが、必要な睡眠を確保できる実習時間を調整
してもらえず、入学を断念した。個々の障害に応
じた対応を求めて、条例案に盛り込まれた「合
理的配慮」が実現すれば、進学の道が開けること
になる。

「自分の障害を話すのは恥ずかしいことではない」。
視覚障害者の高梨憲司さんはこう語る。小学2年
生の冬、レスリングで目を打った後遺症から失明し
た。
「何のために生きているのか」と絶望した時期もあ
った。しかし、より障害の重い子供たちの一生懸命
な生き方に触れ、気持ちが変わったという。

高梨さんは法務省の依頼で、法に触れる行為をした
「触法少年」に「生きる意味」を伝えるボランティ
ア活動をした。高梨さんの体験を聞いた少年の中に
は、改心し生活を改めた少年も出始めている。
「障害者には人を変える力もある」。障害を語るこ
とが社会の役に立ち、社会認識を変える原動力にも
成り得る。高梨さんはそう考えている。


△△△△△△△△△引用終了△△△△△△△△△


ううむううう。
なんともつっこみどころ満載です。

「互いにつらい思いをした。条例があればあん
なことしなくて済んだだろうと話している。」

この部分ですが、電話で問い合わせたところ、
全て障害者の希望通りに入学できるという条例
ではなく、
「今まではそういった話し合いの機会があまりに
も少なかったので、話し合いを持ちましょう」と
いう事だそうです。


『障害児・者』の高校進学は、確か教育基本法で
も記入されていたはずなので、安全が確保でき、
通学できる条件にある方は、行けるよう頑張って
欲しいところです。障害児はなるべく多く教育の
機会があったほうがいいです。なんせ、学ぶ事が
沢山ありますからね。



ただ、条例ができたという事で、「高校入学でき
ないのは差別で、条例違反だ」という展開になる
可能性は捨て切れません。このへんは、もっと、
詳しく、丁寧な説明が必要でしょう。


次に、睡眠時間が1日10時間必要なので、福祉
の専門学校入学を望んだが、必要な睡眠を確保で
きる実習時間を調整してもらえず、入学を断念し
た。。。とありますが。。。



私の偏見で言えば、きちんと治療して、普通の睡
眠時間が確保できてからのほうが、本人にとって
勉強しやすいと思います。年齢的に高くなっても、
勉強する気があれば、いつでも入学できます。


専門学校はカリキュラムがめじろ押しなので、個
人の事情で実習時間を調整するのは、難しいと思
います。もう、普通の健常者でも泣きが入るくら
い実習が大変な学校もありますしね。


それから
「何のために生きているのか」と絶望した時期もあ
った。しかし、より障害の重い子供たちの一生懸命
な生き方に触れ、気持ちが変わったという。


それは、変わるでしょうね。

なんせ、視覚障害の上、聴力障害とか、視覚障害の
上、知的障害とか、(重複障害という事です)も
う、上には上がいくらでもいる業界(?)です。

より障害の重い子供たちって、うちの子かしら?
本当に頭が弱いだけでなく、精神的にも異常があり、
なおかつ、あちこち身体にも問題ありますから、親
子で毎日ようやく生き延びている状態です。


ここ数カ月、病院、スーパーマーケット、郵便局、
銀行、コンビニしかいったことないです。せめて図
書館ぐらい行きたいですねえ~。デパートにいった
のは昨年の夏の御中元が最後です。


まあ、今は通販と生協で生き延びてますが。



さて、障害者条例、賛否があって当然です。


まさか、「弱い障害者の為の条例に反対するなんて
差別だ」とか言いませんよね。