自立支援法が4月に施行
自立支援法が4月に施行です。
予想通り、不安。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20060205-00000113-mailo-l46
鹿児島ニュース - 2月5日(日)12時2分
リポート’06:障害乳幼児の療育
見えない「負担増」に不安 /鹿児島
◇自立支援法が4月に施行
自閉症など障害のある乳幼児と親にとって欠か
せない早期療育の場。県内で中心的な役割を担う
児童デイサービス事業の施設は、03年度の支援
費制度導入に続き、4月から「1割負担」が原則
の障害者自立支援法が施行され、利用者負担の面
で大きな転機を迎えている。
負担はどれだけ増えるのか。国はまだ具体像を示
しておらず、親や施設関係者に不安が広がってい
る。【内田久光】
児童デイサービス施設として障害乳幼児の療育
に取り組む鹿児島市吉野町の「鹿児島子ども療育
センター」。1月末に訪れると、十数組の親子が
自分たちで打ったうどんをほおばり、笑顔の輪が
広がっていた。
同市西陵2の福地昌子さん(35)は知的障害
がある二女朱音(あかね)ちゃん(4)と通って
2年。「手をつなぐようになったんです」と娘の
変化を感じ取り、自身も子供の障害を受け入れら
れるようになった。
■重い経済的負担
障害のある乳幼児を通園の形で療育する児童デ
イサービス事業の施設は現在、県内に27ある。
野田町上名の溝口さつみさん(40)は、阿久
根市の施設に三男の雄樹君(4)と週4回通う。
自発呼吸ができないなど複数の病気があり、家計
の中で医療費が大きな割合を占める。「上に小学
生2人がいて、現状でもぎりぎりの生活。療育の
利用者負担が増えるとかなり苦しい」。障害者自
立支援法に不安を募らせる。
厚生労働省では現在、利用者負担の基となる施
設の報酬単価や運営基準を決める作業が大詰めを
迎えている。それらが示されるのは2月末~3月
初めになる見通しだ。
■難しい「受容」
だが、親の不安は経済的な負担だけにとどまら
ない。障害者自立支援法は、児童デイサービスを
利用する前に「障害程度区分」の認定作業が加わ
る。施設に通わせる中で障害を発見していく形は
認められなくなる。
「区分の認定作業が障害の早期発見を妨げる心
理的な壁にならないか心配です」。重度の自閉症
の二女悠里ちゃん(6)と同センターに通ってき
た中島里美さん(38)は、親の複雑な心理に配
慮するよう求める。鹿児島子ども療育センターの
大迫より子園長(53)も「少子化が進んでいる
というのに、国は子育ての不安を増大させている
」と指摘する。
療育施設がない島で3年間暮らしたこともある
中島さんは、自身の体験と重ねながら切実に訴え
る。「気軽に療育に通える場がなくなれば、子供
の虐待や親の自殺さえ生みかねない」
2月5日朝刊
(毎日新聞) - 2月5日12時2分更新
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「気軽に療育に通える場がなくなれば、子供
の虐待や親の自殺さえ生みかねない」
これは、本当に問題です。
まあ、上限があるので、福祉サービスは、
37200円という事ですが。