少子化の原因は「負け犬男」 | 自閉症児のいる暮らし

少子化の原因は「負け犬男」

少子化の原因は「負け犬男」らしいです。


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http://nikkeibp.jp/sj2005/column/o/15/

第15回
少子化対策は“負け犬男”の救済にあり
~イケメンと金持ちに群がる女性たち~

日本は世界で5番目に不平等な国


「 4年前までは確かに課税最低限は高かったが、そ
の後、配偶者特別控除の廃止や、他の先進各国が低
所得者層に有利な税制に切り替えた結果、日本の課
税最低限は主要先進国の中で、一番低くなった。」

「実際、日本は近年の弱肉強食政策によって急激に姿
を変えている。
 2005年2月にOECD(経済協力開発機構)が発表し
た報告書『所得格差と貧困』によると、日本の貧困率
は加盟30ヵ国の中で5番目になった。貧困率とは国民
の貧困層の割合を示すもので、OECD諸国の平均が10.
4%に対して日本は15.3%と、メキシコ、アメリカ、
トルコ、アイルランドに次いで高い。また日本の貧困
率は90年代後半に1.6%も拡大しており、平均の拡大
率0.5%に比べてハイスピードで貧困層が広がってい
るわけだ。」

 「世界一平等な「1億総中流社会」というのはもは
や幻想で、日本は世界で5番目に不平等な国になって
しまったということだ。」

「朝まで生テレビ」の女性出演者ともう一つ、論争に
なったのが「少子化対策」の問題だった。」
 
「1975年以降、出生率はズルズルと下がり、1987年
の1.69から2000年には1.36へと大きく落ち込んだが、
実は「生涯完結出生児数」(結婚して生涯に生む子供
の数)は2.19から2.14とほとんど下がっていない。」


「一方、30歳代前半男性の非婚率は1985年の29.6
%から2000年には45.0%へ急増している。東京都だ
けで見ると、6割程度の若い男性が未婚ではないだろ
うか。」


 「つまり、現在の出生率低下の根本原因は結婚で
きない「負け犬男」が増えたことにあるのだ。決し
て女性の問題ではなく、負け犬男を救済することこ
そ少子化対策なのである。」


「解決策は終身雇用の昔に戻すこと」


 「なぜ、若い男が結婚できなくなったのか。それ
は構造改革による弱肉強食社会の到来で、男が女に
対して「君のことを一生守り続けるよ」といえなく
なったからだと思う。いつリストラされるか、会社
がつぶれるかもわからず、そんなセリフはまったく
リアリティを失ってしまった。」


 「こうして女性たちは2つの男性グループをター
ゲットにするようになった。「イケメン」とヒルズ
族のような「金持ち」である。」

 「ところが、大部分の男はカネもないしイケメン
でもないので、女性たちから相手にされなくなって
しまった。驚いたことにいまや1人の選ばれた男が
数十人から数百人の女性と付き合っているという。」

 「イケメンと金持ちが女性を独占した結果、後は
不毛の砂漠となり、フツウの男たちはパートナーも
得られず、秋葉原で「萌え」に走り、アニメキャラ
クターを恋愛の相手にするようになった。

 女性たちに聞いても、カネのないアキバ系とは付
き合いたくないという。彼女らの高望みはあきれる
ばかりだ。「何も望むものなんてないんですぅー」
といいながら、「清潔でスポーツマンで、会社にそ
こそこのブランドがあって、給料もそこそこあって、
雇用も安定していて、年に1回は海外旅行に連れて
行ってくれて、持ち家があって⋯⋯」と、フザケル
ナといいたくなる。」


 「「電車男」のように美人がオタクに恋をするな
んてことは現実にはありえない。あり得ない夢だか
らあれほどヒットしたのだろう。しかし、「結婚で
きない」問題を解決しない限り、少子化は止まらな
いだろう。そのためには終身雇用制の世の中に日本
を戻すこと。今のところ、私にはそれしか解決策は
思いつかない。」

森永 卓郎氏(もりなが・たくろう)



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  ださっ!!



「30歳代前半男性の非婚率は
1985年の29.6%から
2000年には45.0%へ
急増している。」


なるほど。。。45.0%が独身ですか。

結婚して、どうせ苦労して、子供産むなら「イケメ
ン」か「金持ち」がいいと。なるほど。


これは、女性の本能ですね。可愛い子供が欲しい、
子供に生活の苦労はさせたくないし、きちんと教育
も受けさせてあげたい。父親に虐待でもされたらか
なわないわけですし。

「イケメン」か「金持ち」と、割り切るのではなく、
これは、女性が自信のある男性か生活力を持つ男性
を求めるという意味でしょうね。子供もつなら当然
の判断です。


普通に就職して、世知辛い職場で忍耐して、ノイロ
ーゼにも鬱にもならないよう、社会性を身につけて
健康でいて、真面目に働いてる男性なら結婚できる
という事ですね。逆に。不正なく、きちんと生きて
いれば、いい表情になりますし、真面目に働いて、
パチンコとかで、サラ金の世話にならなければ、生
活費ぐらいできるでしょう。20年かけて、家を買
う事もできるし、子供ができれば、喜怒哀楽のある
人生に深みを増すでしょう。



要するに、「普通に平凡に生活」出きない、あるい
は普通の平凡な生活を望まない人が多いという事で
す。


そういえば、私の周囲にも、「有名になりたくて、
一生懸命頑張る人」が多いなあ。平凡さが、まるで
愚かさのように感じるようです。


chisaの周囲は「セミプロ」が多いですから、よけ
いに、中途半端です。プロになる実力がないのに、
普通の人に、なりたくなくて、「特別な存在」で
いたがる人々。


別に小間物屋の店員や、専業主婦や、零細企業の
サラリーマンや、土木就労者や、介護ヘルパーで
あって、同時に「天才音楽家」や「天才画家」や
「天才作家」であり、どっちも両立させてもいい
ではないですか。「天才」とつけたのは、「天才」
と「商才」は違うからです。「商才」を合わせ持
つ人間が「プロ」になれます。「天才」では、他
に食べていく方法が必要です。


なかには、ミュージシャンを食べていく、糧にし
ながら、「本当にやりたい売れない音楽をやるた
め」、売れる音楽をやってヒットをだし、その印
税で売れない音楽をやっている人もいます。


夢のある男性がいれば、それを支える女性も
いるでしょうし、この際、性別が入れ代わり支え
あうこともあるでしょうし。

夢を追うのは女性も同じです。支えてくれる男性
と出会いはまた夢が生まれるでしょう。そこには、
イケメンも金持ちも関係ありませんから。


「既婚者は苦労が多く、独身者は喜びを持たない」
誰の言葉か忘れましたが、結婚はタイミングです。


子供を育てるのは、大仕事です。それなりに、や
りがいがありますので、ひとりぐらい育ててもい
いでしょう。独身者だったら、フォスターペアレ
ントという里親制度もあります。


簡単に男性を負け犬にして欲しくありませんが、
男性が子供のまま、自分の事だけで精一杯である
なら、女性は、そんな男性と結婚したり、子供生
んだりはしたくないでしょうね。「お互いに」と
いう「公益性」なしに、社会はなりたちません。