権利と脅しの区別がつかない人達 | 自閉症児のいる暮らし

権利と脅しの区別がつかない人達


もう、今年も終わりですね。
このブログにわざわざいらしてくださった皆様方、
本当にありがとうございました。


来年は皇室典範改正とか、鳥取の人権擁護法とか、
東アジア共同体とか、わけのわからない問題が、
クローズアップされそうです。きっと、マスコミ
もあちこち操作やスルーするのでしょうが、庶民
も賢くなって、マスコミの嘘に騙されないように
なってくるでしょう。


日本人が今の国際的状況を自覚すれば、犯罪や、
社会情勢に無関心ではいられません。一番弱い、
子供達の安全を守る為に草の根レベルの防犯から
はじめましょう。「パトロール中」の腕章つけた
り、下校中であれば、子供達が通り過ぎるまで、
見守ったり。本当に子供を誘拐して殺すなんて奴
は、問答無用で死刑にすべきです。精神状態や責
任の有無など関係ありません。そっこく死刑にし
て下さい。人間でない生き物に人権などありませ
ん。



さて、その人権ですが。
年末だというのに、こんなニュースです。


▽▽▽▽▽▽▽▽▽引用開始▽▽▽▽▽▽▽▽▽


http://osaka.yomiuri.co.jp/news
/20051230p201.htm

中学「別室指導は見せしめ」

保護者ら人権救済訴え

 兵庫県川西市立東谷中学校(同市見野、岡田良仁
校長)が、教諭に従わない生徒らを「別室指導」と
してクラスから一定期間“隔離”し、個別指導して
いたことがわかった。市設置の第三者機関「川西市
子どもの権利オンブズパーソン」が「生徒の権利が
十分保障されていない」と是正を勧告したが、同中
学は「授業を円滑に進めるためのやむを得ない対応」
と、続けていた。

この指導を受けた男子生徒の保護者らから「見せし
め、懲罰的だ」との声が上がり、兵庫県弁護士会に
人権救済を申し立てる事態になっている。

 市教委や岡田校長などによると、同中学が別室指
導を始めたのは今春。授業態度を注意した教諭に反
抗したり、暴言を吐いたりした生徒に対し「他の生
徒の妨げになるため、本人を落ち着かせる」との目
的で、5日間、別の教室に移し、教諭と1対1でプ
リント学習をさせた。1日目は1時間だけだが、以
降は毎日1時間ずつ延長。遅刻などがあれば5日以
上続けて行うこともあったという。

 生徒の一人から人権救済の申し立てを受けたオン
ブズパーソンは8月、「『秩序を守るため』という
目的は、教育を受ける権利を制限する正当な理由と
はいえず、生徒に積極的な授業妨害もみられない」
などとして中学側に是正勧告した。

 市教委も「別室指導は必要な場合もあるが、あら
かじめ期限を決めるのは不適切」とし、口頭で指導
したが、同中学は9月末、別の生徒に5日間の別室
指導を行っていた。

 この生徒ら6人の保護者は11月、「平手打ちさ
れた」など体罰も訴えて市教委に改善を求める一方、
同弁護士会に人権救済を申し立てた。代理人の櫛田
寛一弁護士は「学校側が問題生徒を頭から抑えにか
かる異常な状況だ」と指摘する。

 岡田校長は「板書中の教諭に物を投げつけた生徒
もおり、社会常識を身につけさせるためにも個別で
指導している。見せしめという思いは一切ない。理
解が得られるよう生徒や保護者と粘り強く話し合っ
ていくしかない」と話している。

 ◆孤立化させる恐れ

 影山昇・東京海洋大名誉教授(学校教育学)の話
「別室指導は、その生徒を孤立化させてしまう恐れ
があり、人権問題と言われても仕方がない。同じ教
室の中で問題解決を図るべきだ」

 ◆やむなしの場合も

 元中学校教諭で「学校崩壊」の著書がある河上亮
一さんの話「少数生徒の行動で教室全体が混乱して
いるなら別室指導もやむを得ない場合があるかも知
れない。学校は教室の状況と、他の生徒への影響を
保護者らにしっかり説明し、ともに対応を考えるべ
きだ」

(2005年12月30日 読売新聞)


△△△△△△△△△引用終了△△△△△△△△△△



「授業態度を注意した教諭に反抗したり、暴言を吐
いたりした生徒」

「板書中の教諭に物を投げつけた生徒」


これで 「生徒に積極的な授業妨害もみられない」
って、この人権弁護士って、常識なさすぎです。


普通の感覚からいったら、立派な授業妨害です。



ごく、まともな生徒の授業の確保をしようとして、
人権侵害で訴えられています。訴えられた方は、
訴えた生徒の授業時間を確保しています。

では、授業妨害された生徒や先生達の人権はどこ
にあるのでしょう。


人権擁護の問題は、先に被害者として声をあげた
者勝ちになるのです。

「板書中の教諭に物を投げつけた生徒」は加害者
です。

それでも「人権侵害」と糾弾できるのです。


広島では校長が何人も自殺に追い込まれても、こ
の人権問題は話題になりませんでした。


真面目な教育者を自殺にまで追い込む「人権侵害」
は、けして許されません。


教育者は、国際的な「人権」がどういうものである
か、きちんと把握して常識で対応しなければ、この
「権利」という「脅し」にふりまわされてしまいま
す。

「人権」て、まるでヤクザの脅しですね。


犯罪者と加害者の人権は疑ってみた方がいいです。